じはーど様のレビュー
あまり好きな歌はありませんでした。1500円ぐらいなら買ってもいいかと思います。
あまぐも様のレビュー
宇多田ヒカルの作品でこれが一番好きかな。
これまでの彼女に象徴的だった過度に切ない曲は「Prisoner of love」くらいで、
全体的に騒ぎすぎないサウンドを基調にひたすらシンプルで美しいメロディが丁寧に歌われる。
一皮向けた感じの余裕が伺えます。
メロディが素直になった分、
これまで埋もれがちだった彼女の声の美点がはっきりと浮かび上がっています。
サウンドとヴォーカルの溶け合うような美しさはもう職人芸と言っていいのでは。
間違いなく世界中で宇多田ヒカルにしか作れない傑作。
太郎次郎様のレビュー
前作に比べて、明快ないかにもJPOPなメロディラインなので、正直拍子抜けした。
どうしてかな、どんな意図があるのかなと思っていたら、あるインタビューで、彼女自身が<気軽にドライブの時にでもかけてもらえるようなものを>というような事を言っていたので、それでか、と思った。
前作は目を閉じただけで、曲ごとに、暖色寒色など色や布のような手触りなどさえ、
感触を楽しめた感じがしたので、前回の感触を求めて買った私にとっては、楽しめるアルバムという事で、手ごたえが違って、大変残念だった。
音の奥行き感、アレンジの中に広がる世界観は、前回に比べて格段に’浅く薄い’
それは彼女が今回意図したものかもしれない。また、それが好きな人も多いだろうと思う。
この評価は私が一方的に、アートとしての感触を求めて買ったからであって、
楽しめるアルバムJPOPを聞き流したい人には、いいアルバムだと思う。
アートとして感触を感じれるほどの音を作る人は、めったにいないと思うので
特に残念だった。
グッドはる様のレビュー
前作のULTRA BLUEでも宇多田の才能の開花を感じられたが、まだ7分咲き程度だった。それは音楽性の高さはあるのだが、完成度の点で今一つだったからだ。
しかしこのHEART STATIONでは、音楽性でも宇多田の才能の豊かさが認められると共に、完成度が高い。
音楽的には、宇多田にしか作れないCDアルバムと言って間違いない。それだけ独創性や斬新性がある。
例えば最初のアルバムであるFirst Loveの頃は、単に宇多田らしいというだけだった。確かに大ヒットするだけの要素はあるが、絶対に宇多田にしか作れないという域ではなかった。それに比べて彼女の目指している音楽はこれだったのだ。と感じられる一枚だ。
難点があるとすれば、独創性が豊かな宇多田のこの音楽表現にリスナーがついてこれるかだ。もちろん宇多田を本当に愛しているファンの人たちならば、問題がないことは言うまでもない。