tear*drop様のレビュー
日本の宇多田ヒカルの音楽が聴きたいならば、この作品は当てが外れたものに聞こえてしまう。アルバムの収録曲全てがどのカテゴリーにもないような前衛的なもので、日本のファンや初心者にとっては大変聴きにくい作品ばかりになっている。Utada自身も言うように、今までの宇多田ヒカルというイメージには収まりたくないという思いから、結果として挑戦的でかつ難解な曲ばかりを作ってしまったように思う。それに加えて、宇多田ヒカルの音楽の持つポップは失われているし、英語の翻訳を敢えて他人に任せたことで日本語表現の良さも感じられない。宇多田ヒカルの音楽はポップであるが、大衆性に収まらない音楽性の高さがあると思う。彼女が「日本とアメリカのダブルアイデンティティーを持つ」なら、もっとストレートに彼女の音楽性を表現してもいいと思う。次回作に期待したい。
真夜中のSOUL様のレビュー
元Mars VoltaのJon TheodoreがKremlin Duskに参加しているということで聴いてみました。Theodoreらしいドラミングを堪能することができます。アルバム全体の印象としてまあまあかな。
Bジャックに様のレビュー
宇多田ヒカルの洋楽デビューとか、R&Bとか、関係ないんだよ。
1曲1曲がとても丁寧に作られている。
洋楽の売れ線を意識しつつ、made in japan的な雰囲気を出そうとした感じがする。
シングル曲のイージブリージーはかなりハイセンスなメロディーラインだと思うし、ホテルロビーはひたすらかっこいい。
全体としてみても良くまとまっているアルバムだと思う。
DIO様のレビュー
良さが溢れ出てくるアルバムだと思います。私は、宇多田ヒカルをかなり偏愛していますが、それが理由ではありません。実際、私は日本で出しているアルバムも含め、彼女の作品の中で一番好きです。初め出た当初聴いた時は、正直あまり良いとは思わず、ずっとCDラックの中で眠っていました。ですが、数年経った後聴き直してみると、これが驚く程良いアルバムなんです。彼女の音楽は日本でも、ジャンル分け出来ない"宇多田ヒカル"という独自のジャンルだと言われていますが、これも"utada"というジャンルのものなのだと思います。これは洋楽じゃないとか海外で売れることを意識し過ぎたアルバムだとか日本の方が良いといったレビューも沢山ありましたが、別に彼女は既存の洋楽っぽさを追求したアルバムを作りたかったわけじゃなく、ただ表現が英語であっただけのことだと思います。実際英語じゃないと生まれない歌詞やメロディーがあると思います。そのおかげで、日本のアルバムでは絶対に聴けないであろう曲、知らなかったであろう彼女の世界観が垣間見えたような気がします。ただ賛否両論あるようなので、私の感性で、これは絶対に買いだ!とは言えませんけどね。