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アーティストスピッツ草野正宗笹路正徳
 時 間 44分(CD)
発 売 日2002-10-16
 価 格 ¥ 2,500
 監 督 
販 売 元ユニバーサルJ
ランキング15468
臼井健士様のレビュー
なかなかセールス的に起爆しないバンド・スピッツでしたが、
このアルバムからプロデューサーに笹路正徳氏を迎えて、明らかに曲調が変化しました。

草野マサムネ氏による独特の詞の世界観はそのままに、曲調がよりロック寄りといいますか、
テンポが早い曲が多くなったという印象。

所謂、一般受けしやすい曲が増えたということです。
ただ、このアルバムではそんな彼等の劇的な変化にも関わらず結果は出ず、
セールスは伸びなかったようです。

が、これが次回作「空の飛び方」での進化を経て
「ハチミツ」での大ブレイクへと続く道となるのですから、方向性は間違っては
いなかったということでしょう。

ベスト盤にも収録の「君が想い出になる前に」は草野氏にしては
珍しいストレートな別れを表現した詞だと思います。
小坂様のレビュー
スピッツの1st〜3rdのアルバムとは、色々と趣向が違うように思います。

今までの変態的歌詞が少し影を潜めて(まだまだありますけど)、比較的わかりやすい歌詞になったこと、ロックからややポップになったこと。あと、個人的にはアルバムに時間の流れがあるように思えました。1「Crispy」〜6「夢じゃない」は無邪気な少年っぽさ。7「君だけを」で少し大人になって、8「タイムトラベラー」で少年期を振り返りつつ、9「多摩川」〜10「黒い翼」で大人の世界へ?……あんまり自信がないです。

とりあえずスピッツの世界観が変わった(広がった)、という評価はできるんですけど、あとは難しいです。「黒い翼」の歌詞などは、進歩するか後退するかさえも判断できません。こういう曲は、聞き手による解釈が違いますよね。もう単純に、「いいな」、って思った曲が多いので☆5つ。スピッツ初心者にもオススメできます。
もんぷち様のレビュー
スピッツのアルバムを人に勧めるならば、ハチミツを筆頭に人気曲のつまったシングルベストなど他にあるのですが、自分自身にとってのベストというか、特別な位置にあるのは、このCrispyです。

スピッツがある種の一般性を獲得し、外に向かって弾けてきた記念碑的な作品であるとか、彼等の音が成熟してきたからだとか、完成度が高いとかいろいろ言えて納得もできるんですが、それよりもなんと言いますか、このアルバムって「思い出サウンド」なんです。少年〜青年期ぐらいの頃に戻ってしまうのです。

夏休み、山に行って川で遊びました。流れていった帽子を追いかけながら、ふと見上げた空には、濃い緑とセミの声を背景に、天高くのびた入道雲。
花火大会で、大好きな子と話しました。光の明滅に彩られながらずっと笑顔の君。止まった時間。
いずれの時にも、「この光景は永遠に残る」と確信しました。実際その通りになりましたが、どうも、あの瞬間に心に刻まれた感覚に直結してしまうのです。Crispy聴いていると。

感傷的なようだが、後悔はない、悲しみの情も起こらない、ただただ愛しすぎる。
ガキンチョ時代の大切な思い出、さらにその聖域。そんな感じがします。
くま様のレビュー
かなり我が強いアルバム。なんとなくスーベニアっぽい
ごちゃごちゃ感はあるけど、あまりにも個性が強すぎる
曲が並んでてこちらのほうが押しがあっていい。
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