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発 売 日2009-08-10
 価 格 ¥ 440
 著 者 
発 売 元講談社
ランキング
ボヘミャー様のレビュー
21巻の終幕部分。
のだめは、自分が想定していた、
そして大きな楽しみにしていたラベルのピアノ協奏曲の演奏が
Ruiと千秋というふたりによって完璧に実現されてしまい、
深く沈み込む。

そこに手をさしのべたのが、
メフィストフェレスという絶妙な設定で描かれているシュトレーゼマン。

「のだめちゃん、音楽と正面から向き合うと
 どんなふうに楽しいのか・・
 知りたくない?」

この流れの中で、鍵となっているのが、
ベートーヴェンの最終期ソナタ3作の中の31番。

22巻は、21巻の最後のページを閉じてから、
どんな予測も上まわる感動の物語、展開と描写。

・・すべてが終わり、
風呂敷包みを首に巻いてエジプトに向かう
のだめさん・・最高です。

21巻、22巻は、上下巻的、ふたつあわせて1冊的な魅力がいっぱい。
骨太の漫画の醍醐味を堪能させてもらいました。

二ノ宮先生、ありがとうございます。

とちぎん様のレビュー
21巻では、Ruiの演奏に心もってかれそうになってしまった千秋がいて、のだめもそれを感じとってしまったので、危うしのだめ!という展開かと思ったのですが、今回は、頑張れ千秋!という内容でした。こんなに弱気の千秋なんて以前は考えられなかったですね。千秋は、Ruiに心ひかれつつも、結局さらって終わって、ちゃんとのだめのところに戻ってきたのに、のだめは どうするの??
これもみんな千秋が のだめを放置していた結果なのかな。でも千秋としては、のだめと一緒に舞台に立ちたいという夢がどうしても捨てられなかったでしょうから、自分の才能に執着のないのだめに結論を出させるのは怖くてできなかったでしょうね。
でも、強引なシュトレーゼマンに手を差し伸べててもらったことは、のだめにとってもよかったのかもしれない。千秋じゃ優しすぎて、急展開は無理だったでしょう。
のだめと結婚することと演奏家としてともに活躍したいという夢とがいつまでもはっきりわけられず、演奏家として生きていく道をのだめ自身が選ぶまで うやむやにしておきたいという千秋の優柔不断なところが、この事態を招いたことは千秋自身もわかってるんでしょうね。それほど のだめの才能はすばらしかったんでしょうし、音楽一家で育った千秋だから、音楽そのものもほんとに大事にしていて、指揮者としての立場から のだめを見てしまっていますよね。どういう解決方法を見つけるのか ますます楽しみ。
それにしても、千秋ほどのいい男を振り回すような女に生まれてみたかったものだ。。。。。
mimi☆様のレビュー
コレまで作品中で「天才」「天才」といわれていたのだめ。
でもそんなに演奏シーンが多かったわけでもない。コンクールでも優勝はしなかった。
そののだめが!
やってみました。
大好きな憧れのシンイチ君に追いつきたくて、離れたくなくて、いつかは競演したいという小さな夢に向かってがんばってパリまで来たのだめ。
彼女の中にある疑問がわきあがってもおかしくないよね。
「先輩は、私を女として好きなの?ピアノが弾けるから好きなの?」
それを突然のプロポーズとしてぶつけたのだめへのシンイチ君の答え。
照れくささとか、今気になってることがあるとか、そんなことはあるんだろうけど、「そんなことは一人前になってから(特にお前)」みたいに受け取ったんだよね。だからのだめはやってみた。
一人前になってデビューしてみた!しかもシュトレーゼマンと。
やってみたけど。。
結果のだめは旅にでてしまい、シンイチ君は身を持ち崩し、ミルヒーのみつや太りw
きっとお互いにお互いの一部である音楽なくしてここまで結びつくことはない、これからも。。ってことに気がついて最終回を迎えたんだ。。といいなw
がんばって立ち読みしなかったんだから!w23巻待ってます
コンサートシーンはさすがに圧巻でした。
たまごぼーろ様のレビュー
好きなことというものは追求すればするほど自分がわからなくなったり、力を出し切ってしまうとそれ以上の自分を越えられないような不安に駆られたりする。

特にノダメの場合は、ピアノは好きだが「ピアノの先生になりたい」という当初は些細な気持ちで、プロになるという意識は眼中に無かった。けれどもノダメのもつ才能の凄さを認めていたからこそ、シンイチがノダメをプロの道に導いていった。

20代後半、女性として人生の分岐点である、のだめ。
いくら他人が認めたとして、自分がやりたい道とは違うという迷い。
才能がなくとも夢が諦められないひともいれば、
才能があってもその道を選ばない人もいる。

シンイチが「音楽と真剣に向き合え」と言うから、ノダメは今まで向き合ってきた。でも、いつまでそうすればいいの?自分のゴールは何なの? ノダメにはわからない。授業も面白くない、やりたいこともやらせてもらえない。
「先輩とピアノコンチェルトがやりたい」
そんな夢もあった。でも、待てなくなった。
音楽のプロとして、そして女性として「私を置いてかないで」というノダメの複雑な思いが絡み、シュトレーゼマンとコンチェルトをしてしまう。後悔がノダメを包み込み、混乱する。

コンチェルトは大成功だった。
世界中で注目を浴びる。
でもノダメにはどうして自分がそんな行動を起こしたのか、
自分が自分でわからない。

いつまでこの道を続けたらいいのか、わからない。

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