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2009-10-29
No Image
 価 格 ¥ 890
 著 者 清水 玲子
ランキング集団拉致事件に巻き込まれ、国家による救済を得られず娘を失った父親の復讐劇。
他の方が書かれているとおり、緻密な伏線とどんでん返しの連続に引き込まれるように読んだ。

「私はこれから鬼になる」と、娘を切り捨てた政治家を陥れる策略に命をかける父親、
自分の脳から引き出される映像で捜査をミスリードするために自殺する母親、
この夫婦がどのような話し合いをし、行動を起こす決意をしたのかは想像するだに悲しすぎる。

次第に狂気を帯びる様相の薪さんは美しいし、繊細な絵柄は相変わらず。
「秘密」シリーズは、この時代に生きるマンガ読みなら必読の作品である。

だが、どうしてだろう、今作は二度目を読む気にならなかった。
ネタとオチがわかった推理小説を二度とは開かないようなものだろうか。
伏線とその回収が見事すぎた功罪かもしれない。

あるいは、巻を重ねるごとに秘密シリーズへの期待が高まりすぎるからだろうか。

とはいえ、圧巻であることは間違い無し。マンガ読みなら必読の作品である。
2009-02-27
 価 格 ¥ 750
 著 者 清水 玲子
ランキング前回、「秘密5」で、薪氏周囲の人間達が迷走し始め、薪氏以外の人物の無能振りばかりが目立ち、これからどこへ行くのか・・・!?と思わせましたが・・・

1編のお話。
今回は、『貝沼事件』で第9が崩壊した後の時間軸からお話がスタートします。
『貝沼事件』により、世間ではますます『脳を暴く』捜査へのアレルギー、嫌悪が強まり、第9は実質薪氏一人となる。
そこに配属されてきた、捜査1課生え抜きの岡部警部。
彼も初めは、「脚で稼がず脳を除き見て何の捜査だ!」と第9への反発を隠せなかった。
だが、捜査の基本と信じてきた、観察し、聞き、話すーだけではうかがい知れなかった事件の深い部分、「人間は主観の生物であり、必ずしも本当のことを話すわけではない」「人間には思い込みがつき物である」ことを知り、薪氏自身の心の傷とそれを抱えながら人間の脳に切り込む捜査を目の前にすることから、MRI捜査への造詣を深め、薪氏の片腕へと成長していく。
いわば、『貝沼事件で崩壊した第9の再生の物語』

2編目のお話。
ある事件の捜査を通じ、青木は『貝沼事件』で薪の親友であった鈴木の脳から得た情景が今の自分に影響を与えているのではないか、自分は鈴木と似ているのか、否・・と悩み始める。
これからの薪・青木・三好の関係の変化、波乱を予想させる物語。

薪氏個人の能力や魅力、事件の特異性に頼ることなく、人間ドラマとして充分に『魅せる』展開になってきた『秘密』!!
この先も目が離せません。
2008-10-18
 価 格 ¥ 600
 著 者 かまた きみこ
ランキング絵も綺麗だし、話も面白いし、じっくり読めるし、早く続きが読みたい作品です
2008-07-29
 価 格 ¥ 820
 著 者 清水 玲子
ランキング余命いくばくもないがん患者が告白したかつての誘拐殺人事件。
その遺体を捜していたはずの捜査員は、全く関係のない死蝋化した遺体を掘り当てる。
MRI操作を主張する三好医師。「この遺体の脳は見るべきではない。」と反対する薪。
結局三好医師に肩入れする青木により脳の「秘密」は暴かれることとなり・・
そしてまたひとつ、今度は誘拐殺人事件の被害児の遺体が見つかる。
もう95歳となった被害児の母。
その年月、その悲しみ、その人生。

薪氏の頭脳、想像力、能力が遺憾なく発揮された巻ですが、薪氏をとりまく人たちは精彩を欠き、全く魅力がありません。
特に青木氏、恋をするとさすがのエリート操作員もそこまで馬鹿になるのか?
そして、監察の女薪といわれる三好医師。
仮にも非常に有能といわれ、女薪の異名をも与えられながらの無能ぶり。

犯罪の背景にある悲しみ、人間の業について深く考えさせられるテロップながら、薪氏一人の独走に終わり、秘密シリーズならではの「人間の群像が織り成すドラマ」が見られませんでした。

よって、☆四つ。
2008-05-15
 価 格 ¥ 680
 著 者 清水 玲子
ランキング185326長編の最終巻。うーん・・・・。今ひとつすっきりしなかった。天人というのは結局どんな形態で月に生息していたのか。年老いて息を引き取った晶を迎えに来た由は何者なのか(とうの昔に死んでいるのに)。ミラーが見た幻だとしても、晶の遺体はどこに消えたのか。おとぎ話「かぐや姫」のように、これはおとぎ話でした、と考えてうやむやにしたいところだが、ここまで読んできた身としてはすっきりしたい!!それと、柏木というのは本当にあくどい人間でした。柏木の最期にはすっきり感。
 価 格 ¥ 680
 著 者 清水 玲子
ランキング180311
2008-03-14
No Image
 価 格 ¥ 680
 著 者 清水 玲子
ランキング227453
No Image
 価 格 ¥ 680
 著 者 清水 玲子
ランキング218154
2008-01-29
 価 格 ¥ 770
 著 者 清水 玲子
ランキング私鉄沿線で被害者が喉笛を切り裂かれるという連続殺人事件が発生。被害者の脳をMRIスキャ
ナーした第九は、彼らが毎朝同じ電車の同じ車両に乗っていたという共通点を見つける。だが
実は、この連続殺人事件は、その電車のその車両で、ある朝起こった事件とその後に起こる大
惨事の序章にしかすぎなかった・・・。

この巻で問われているのは公共性だ。駅という不特定多数の人が行き来する空間において、助
けを必要とする人が現れたとき、例え危険が待ち受けていようとも、同じ人間としてその人に
手をさしのべることができるか。このマンガではそれができなかった乗客たちに、犯人の放っ
たある“小さな悪魔”たちが牙をむく。

薪を苦しめるのは、第九ならではの、第九の人間にしか分かりえない苦しみ。死者が墓まで持
っていくはずだった「秘密」を、ある意味盗み見ている者としての重責に、第九のその長であ
る彼は苦しめられ始める。彼らの秘密を、せめて自分の脳内への「漏洩」だけにくい止めてお
きたい。だからこそ、その脳が勝手に漏らしているかもしれない眠りの帳を、薪はひどく恐れ
るのだ。
第九が第九として存在していること自体が、精神的な苦痛になり始める第4巻。
2008-01-11
No Image
 価 格 ¥ 680
 著 者 清水 玲子
ランキング235410
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